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美しい日本のダム

昨年度までダムマイスターなる任務を拝命させていただいておりました。任務は必ずしも強制ではないのですが、あまりにも実情がかけ離れておりますので、本年度のお誘いにはお断りをいたしました。

そんな私にも、このたび「美しい日本のダム」という写真集が発刊されるというお知らせを頂きました。投稿させてもらった写真を一枚使っていただいているというご縁で、見本として一冊送られてきました。
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ダム協会主催の写真コンテストで入賞した10年分の写真を集めていますので見ごたえはあります。
一冊 1500円ということです(まだamazonにはアップされていないようです)。

http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranB/Konogoro.cgi?id=470




別途、今年6月にインドネシアで開催された「世界大ダム会議 第82回インドネシア年次例会」で配布されたパンフレットの裏表紙に、試験放流で撮影した島根県の志津見ダムの写真をご利用いただきまして、その現物を送ってきてくださいました。全文英語でして、何のことやらよく分りませんが、日本のダム技術が紹介されているようです。
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2013年版のパンフレットはネット上にありました。

http://damnet.or.jp/Dambinran/binran/Others/Dam%20Technologies%20of%20Japan.pdf


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2014-06-10 03:26 | カテゴリ: ダ  ム |     コメント(2) 記事の編集】 

鏡野町 中林の滝 (アクセス)

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中林の滝、及びその周辺の滝は、山登り、沢登りなどの経験のある方にとっては、たいして難易度は高くないとおもわれますが、普段特別に訓練をしていなく、知識も中途半端な素人にとっては、そこそこ難易度の高い滝見となりました。

忘れないうちに備忘録的にメモだけしておこうと思います。


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駐車場から出発してどちら周りで行くのがよいのか、事前に検討して、今回は「一の滝->二の滝->十六夜の滝->火の滝」の順番に回りました。ログによると、高低差は321m、走行距離7.96km(ゴルフ1ラウンド程度ですが、撮影でウロウロしたのも含まれていますので、実際はもっと短いです)、所要時間5時間30分でした。


今にしてどちらがよいか考えてみても、こちらのルートがよいと思われます。というのは、最大の難関は火の滝の右岸を高巻く箇所、ここはいわゆる鎖場で、垂直とは言わないまでも、急勾配という表現では物足りない程度の勾配です。これを登るか下るかで決めるとよいでしょう。私は下りを選びますね。



◎ 駐車場から一の滝まで (水色の流れ星コース)
ここは5~10分もあれば十分到着できます。歩道は整備されていて緩斜面ですから、どなたにでもお勧めできます。また現れ方が私の好きな「いきなり」的なので、気分が高揚してきます。
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◎ 一の滝から二の滝まで
一の滝の手前に架けられている立派な木製の橋を渡る所まではいいのですが、そこから九十九折れの急斜面の登りです(地図中の赤色の部分)。一の滝の左岸を高巻く形になります。やれやれと思うまでに約15分程度はかかります。
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でもここを過ぎると後は楽です。右側からの支流(小さな谷筋)を渡渉すること数回、左の谷を見ながら緑の中の山道を歩くといつの間にか二の滝の手前に到着しています。



◎ 二の滝から十六夜の滝
ここも案内板があり、比較的ゆるい斜面を登るというか、斜面に沿って歩くというか、日光がさえぎられた森林地帯の整備された登山道を気持ちよく進めます。失敗といえば、地図中の「赤い雷マーク」のところで私は下ってしまいました。次の分岐点と間違えたというよりも、早く楽になりたかったというのが本音か。
実はこの手前に直登ルートと思しき獣道を左下に確認していまして(滝を見に行っていると、踏み跡程度でも「道」と認識してしまうことがしばしばあります)、直登ルートとの分岐は過ぎたと思い込んでしまったというのも失敗の原因でした。ということで、20分くらいの罰ゲームを食らってしまいました。
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この雷マークのところには上の案内板があります。この案内板の記述を、滝目的の人用に記述しなおすと、「泉山=十六夜の滝へ(直登コース登りの一部を通る)」、「中林・大町=火の滝をスキップして天の滝へ(直登コース下り)」、となります。疲れると、思考回路が変になることもありますので気をつけなければなりません。

さてこの案内板のところから登りが始まりますが、これがまた庶民にとってはかなりきつい。十歩進んで一休み、息を整えてまた十歩、そうしているとそのうちきつい登りが終わります。そして「ゆるぎ岩 三十米」と言う案内板が目に入ります。
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時計に目をやり、その30mをスキップして右へルートをとり、十六夜の滝へ向かいます。この滝へは右岸の草むらを進みます。かなり下流から滝が見えているので安心して進めます。
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◎ 十六夜の滝から火の滝
ここは基本的に下りですので比較的楽で、先ほどスキップしたゆるぎ岩を左上に見て下るとあっという間に到着します。しかし、その途中にある鎖場は、登るにしても下るにしても、かなりの注意が必要です。
個人的には鎖場は嫌いではないのですが、一般的には危険と申し上げておきましょう。危険度は下りのほうが高いかも知れませんが、50mもタテに登るのはかなり大変です。ワンフロア3mとして約16~17階建ての建物を登るのと同じ程度ですからね、私は避けたいです。
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途中で左に目をやると、火の滝が目の前に見えます。元気があれば、このあたりで撮影ポイントを探したいところですが、今回は一目散に下りました。
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◎ 火の滝から天の滝
火の滝の滝壺の前は引きが取れません。見あげて「おお~っ」と言ったら、後は帰るしかありません。右岸から降りてきて、滝の前を渡渉して、左岸を下るのですが、渡渉した後、道が消えています。地図中の赤丸の部分ですが、倒木で道がなくなっているように見えていました。右岸を下ろうと試みましたが、これはムリ。結局左岸の倒木の木の根の上を高巻いて進むしかありませんでした(倒木の下をくぐるのはムリ)。これを越えてから、やっと倒木で道が塞がれていたことを理解しました。
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これを過ぎると、後はラクチンです。程なく左から直登ルートが合流したかと思えば、すぐ右側に天の滝が見えてきます。



◎ 天の滝から駐車場
二段の天の滝を撮影して、さらに連続した小滝の撮影をし終えると、見覚えのある天の川コースと流れ星コースの合流地点が見えてきます。ちょっとした岩場を気をつけて進むと駐車場は目の前です。
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トイレのそばにある湧き水で顔を洗えば、気分もすっきりします。
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以下、駐車所から天の川コースと流れ星コースの分岐までにある滝、なんとなく前菜のような、気分を盛り上げてくれるような、そんな感じでした。

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          鏡野町 中林の滝 (一の滝)
          鏡野町 中林の滝 (二の滝)
          鏡野町 中林の滝 (三の滝)
          鏡野町 十六夜の滝
          鏡野町 火の滝
          鏡野町 天の滝


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2014-06-04 04:48 | カテゴリ: 滝、渓流 |     コメント(2) 記事の編集】 
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