中足谷の滝は全部で6本の滝の総称とされていて、剣森山に登る登山道にもなっている渓流です。登山道といっても、道らしき道はほとんどありません。自分でルートを探して登っていくことになる訳ですが、概ね渓流沿いに登ればよいわけで、所々に赤いテープがあるのでこれを頼りに、またいたるところに先人の踏み跡があるので、道に迷うようなことはほとんどないと思われます。私も、二の滝を除き、ほぼ迷うことなく行ってこれました。
場所は、新見から国道180号線を北上して千屋ダムを越え、阿福トンネルを越え、県道318号沿いの別所川の橋を渡ると、400m程先に小さい橋(橋と気づけないほど小規模)があります。この北詰右側に10台ほど駐車できる駐車場があります。ここからスタートになります。
全部で6本の滝を見ることができます。
では一の滝から。
これは駐車場から見えます。落ち口が駐車場とほぼ同じレベルですので見下ろすことになりますが、木の枝と葉で全貌を見ることは困難です。滝下に降りるのはさらに困難で、懸垂下降と懸垂上昇の技術と経験がなければ難しいです。私には厳しいので、あそこからなら降りれるだろうという別ルートのめぼしはつけましたので、もし今度来ることがあればちょっとした小道具を持参して挑戦してみたいと思います。
滝は直瀑で、落差は約10mです。
二の滝は、ちょっと厄介なのですが、駐車場の角から木と岩を頼りに辛うじて滝下まで行くことができます。ちょっと危険な箇所もありますので、私は 2~3回、他にもルートがないか探しましたが無理のようです。
滝は三段で、落差約15mということですが、上の段はあるようなないような、滝下からは一番下の段しか見えません。
三の滝へは、駐車場に戻って左の階段を登って行きます。この時点ではきちんとした道があるような期待を抱かせるのですが、二の滝を見た後からはほとんど道らしきものはありません。危険はないですが、沢沿いに登って行きます。二から三の滝への距離はちょっとありますので、のんびりと。
滝は三段で屈曲しながら落ちてきています、総落差は約15mとのこと。
三の滝から四の滝はほぼ連続していますので、気分が楽です。ただ見てのとおり倒木が滝をさえぎっていて、非常に残念な景観です。どかそうと試みてはみたのですが、一人ではムリです。自然に手を入れないことは大切ともされますが、さすがにこれは何とかしてもらいたいと思います。
滝は落差5m程度の、いわゆる小滝の部類かもしれません。
五の滝は、これも四の滝からさほど距離はありません。四の滝で力をかなり使った事もあって、撮影前の準備を完全に怠ってしまいました。枯れ枝、枯れ葉など、撮影にはないほうがよいと思われるものは、お掃除ということで片付けるようにしているのですが完全に怠りました。特に光の状況が非常によかったにもかかわらず、ゴミだらけの写真じゃちょっとお粗末です。滝からちょっと引いた渓流とのセットの写真は、この日一番のお気に入りなのですが、ゴミだらけとは。。。
滝は直瀑で、途中にチェックストーンが挟まっています。落差は10m弱、個人的には一番好きな滝かな。
六の滝へは五の滝の右岸を大きく巻いて登っていくと到着することが出来ます。その途中に小さな末広がりの滝があって和ませてくれます。比較的遠くから目に入ってきますので、これが最後ということでなんとか踏ん張る元気が出てきます。このときは、上手い具合に虹を見ることができていたのですが、写真には写っていませんでした。残念。
滝は直瀑で、落差20m。この渓流では最大の滝です。
そして、六の滝の左岸を大きく高巻いていくと剣森山の頂上に登ることができるそうです。その道中、小さな三連の滝もあるとの情報もありますが、私はこの六の滝で終わりにしました。
登っていくだけなら、40分くらいでしょうけど、写真を撮りながらでは2時間以上かかってしまいました。そして、かなり疲れました、きつかったです。でも帰りはあっという間です。
場所は、新見から国道180号線を北上して千屋ダムを越え、阿福トンネルを越え、県道318号沿いの別所川の橋を渡ると、400m程先に小さい橋(橋と気づけないほど小規模)があります。この北詰右側に10台ほど駐車できる駐車場があります。ここからスタートになります。
全部で6本の滝を見ることができます。
では一の滝から。
これは駐車場から見えます。落ち口が駐車場とほぼ同じレベルですので見下ろすことになりますが、木の枝と葉で全貌を見ることは困難です。滝下に降りるのはさらに困難で、懸垂下降と懸垂上昇の技術と経験がなければ難しいです。私には厳しいので、あそこからなら降りれるだろうという別ルートのめぼしはつけましたので、もし今度来ることがあればちょっとした小道具を持参して挑戦してみたいと思います。
滝は直瀑で、落差は約10mです。
- 一の滝 -
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)
二の滝は、ちょっと厄介なのですが、駐車場の角から木と岩を頼りに辛うじて滝下まで行くことができます。ちょっと危険な箇所もありますので、私は 2~3回、他にもルートがないか探しましたが無理のようです。
滝は三段で、落差約15mということですが、上の段はあるようなないような、滝下からは一番下の段しか見えません。
- 二の滝 -
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
三の滝へは、駐車場に戻って左の階段を登って行きます。この時点ではきちんとした道があるような期待を抱かせるのですが、二の滝を見た後からはほとんど道らしきものはありません。危険はないですが、沢沿いに登って行きます。二から三の滝への距離はちょっとありますので、のんびりと。
滝は三段で屈曲しながら落ちてきています、総落差は約15mとのこと。
- 三の滝 -
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
三の滝から四の滝はほぼ連続していますので、気分が楽です。ただ見てのとおり倒木が滝をさえぎっていて、非常に残念な景観です。どかそうと試みてはみたのですが、一人ではムリです。自然に手を入れないことは大切ともされますが、さすがにこれは何とかしてもらいたいと思います。
滝は落差5m程度の、いわゆる小滝の部類かもしれません。
- 四の滝 -
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
五の滝は、これも四の滝からさほど距離はありません。四の滝で力をかなり使った事もあって、撮影前の準備を完全に怠ってしまいました。枯れ枝、枯れ葉など、撮影にはないほうがよいと思われるものは、お掃除ということで片付けるようにしているのですが完全に怠りました。特に光の状況が非常によかったにもかかわらず、ゴミだらけの写真じゃちょっとお粗末です。滝からちょっと引いた渓流とのセットの写真は、この日一番のお気に入りなのですが、ゴミだらけとは。。。
滝は直瀑で、途中にチェックストーンが挟まっています。落差は10m弱、個人的には一番好きな滝かな。
- 五の滝 -
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
六の滝へは五の滝の右岸を大きく巻いて登っていくと到着することが出来ます。その途中に小さな末広がりの滝があって和ませてくれます。比較的遠くから目に入ってきますので、これが最後ということでなんとか踏ん張る元気が出てきます。このときは、上手い具合に虹を見ることができていたのですが、写真には写っていませんでした。残念。
滝は直瀑で、落差20m。この渓流では最大の滝です。
- 六の滝 -
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
2014.4.9 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
そして、六の滝の左岸を大きく高巻いていくと剣森山の頂上に登ることができるそうです。その道中、小さな三連の滝もあるとの情報もありますが、私はこの六の滝で終わりにしました。
登っていくだけなら、40分くらいでしょうけど、写真を撮りながらでは2時間以上かかってしまいました。そして、かなり疲れました、きつかったです。でも帰りはあっという間です。
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> カオスさん
cantam
お知らせいただきありがとうございます。上空が開けていて、写真はとりにくいですがハイキングにはいいでしょう。
二の滝がよかったですか、ということは滝壺まで降りれましたね、私は五の滝が好みでした。
二の滝がよかったですか、ということは滝壺まで降りれましたね、私は五の滝が好みでした。
2016-04-01 01:05 URL [ 編集 ]
カオス
行って来ました。渓谷沿いには、たくさんの苔が
映えていて、全体としてもとても満足でした。
私は特に二ノ滝がお気に入りです。私の時も天気が良過ぎて
六の滝は良い滝なんですが写真は難しかったです。
それにしても道路沿いからスタートで、雰囲気も良く水も綺麗、
今まで気づきませんでしたね(^^ゞ
映えていて、全体としてもとても満足でした。
私は特に二ノ滝がお気に入りです。私の時も天気が良過ぎて
六の滝は良い滝なんですが写真は難しかったです。
それにしても道路沿いからスタートで、雰囲気も良く水も綺麗、
今まで気づきませんでしたね(^^ゞ
2016-03-30 21:33 URL [ 編集 ]
> YORK さん
cantam
鳴滝はよく整備されていましたね。蛇も多いそうですが出会いませんでしたか?
足谷の上と下はスキップすればいいと思います。中足谷の駐車場は工事中ではなかったですか?、ここは六の滝までハイキングで行くのがよい滝です。
上方は開けているし、沢の流れを見ながら汗をかくのは気分いいですよ。
足谷の上と下はスキップすればいいと思います。中足谷の駐車場は工事中ではなかったですか?、ここは六の滝までハイキングで行くのがよい滝です。
上方は開けているし、沢の流れを見ながら汗をかくのは気分いいですよ。
2015-09-28 00:01 URL [ 編集 ]
駐車場からのぞいてみました
YORK
道すがらに滝があるのが見えたのでのぞいてみました。
今日は新見の鳴滝に行き、その後で新庄不動滝に行きましたが、
その道すがらに見つけました。
中足谷の滝と(多分)上足谷の滝を見ました。
でもどちらも滝の下に行くのは私には無理だな~~と思った次第です。
上足谷の滝の方は、180号から何とか撮りましたが薮がひどいし
中足谷の滝は、こりゃ無理だわ。。。でしたね。
高梁川から直接見上げたら凄いだろうなと思いながら帰りました。
このほかに見たのは、真庭市旧落合町の野原の滝です。
今日は新見の鳴滝に行き、その後で新庄不動滝に行きましたが、
その道すがらに見つけました。
中足谷の滝と(多分)上足谷の滝を見ました。
でもどちらも滝の下に行くのは私には無理だな~~と思った次第です。
上足谷の滝の方は、180号から何とか撮りましたが薮がひどいし
中足谷の滝は、こりゃ無理だわ。。。でしたね。
高梁川から直接見上げたら凄いだろうなと思いながら帰りました。
このほかに見たのは、真庭市旧落合町の野原の滝です。
2015-09-27 22:13 URL [ 編集 ]
> はじめ さん
cantam
おっしゃるとおり、適度にワイルドなよい渓谷だと思いました。
二の滝は、最初は階段を登っていってどこから降りようかと探しましたが、ちょっとムリですね。
一の滝の落ち口を確認しに行って、何とか降りられそうな場所を見つけました。
一の滝の滝下に降りるのは、かなり大変ですよ。
そうそう、六の滝の上流にもまだ滝はあるようですよ(^^)
二の滝は、最初は階段を登っていってどこから降りようかと探しましたが、ちょっとムリですね。
一の滝の落ち口を確認しに行って、何とか降りられそうな場所を見つけました。
一の滝の滝下に降りるのは、かなり大変ですよ。
そうそう、六の滝の上流にもまだ滝はあるようですよ(^^)
2014-04-14 16:17 URL [ 編集 ]