2014.9.10 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)
2014.9.10 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)
鳴谷の滝は総落差 30m を4段でなだらかに流れ落ちてくる滝です。県南の滝ですから、水量は決して多くありませんが、この日はまずまずの水量ではなかったかと思います。一番下の滝壺のような大きな淵が倒木でふさがれいまして、滝下から全景を撮ることができませんでした。
滑りやすいのが難点です、ツルツルの花崗岩で磨かれた御影石のようです。とにかく滑ります。滝の上流からスパイク長靴でアプローチして、落ち口辺りでフェルト長靴に履き替えて一番下まで降りて、撮影しながらまた登り返して来ました。戻ってきて気が抜けたか、大きな岩の上で滑ってしりもちをつきました。フェルト長靴でも安心は出来ません。
ちょっと気になるのは、他のサイトで見る鳴谷の滝とはちょっと滝姿が違うような気がします。他では比較的直線的に落ちてきていますが、私が来た時は段ごとに屈曲して落ちてきているように見えます。年月を経て形が少し変ってしまったのか、単に水量が少なかったのか。場所を間違えたのかと思わないでもないですが、まさか、それだけはご勘弁願いたいところです。
上の二枚の写真は、最上流から下流を見て撮った写真ですが、以降に下流から登り返しながら撮った写真をアップします。
最下段(一段目)から上流を
一段目と二段目
二段目から上流を
三段目から上流を
四段目から上流を
滝の落ち口、石がなければ五段目か
2014.9.10 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)
アクセスは簡単なような厳しいような。総社の県立大学のそばを通り、砂川公園を抜けて鬼ノ城の駐車場まで行きます。下の段(奥)の駐車場から続く階段を降りてそのまま遊歩道を北東に向かいます。約 800m くらい歩くと血吸川(総社ICの辺りで、砂川とともに足守川に合流しています)にぶつかります。
石積みの堰堤の右岸から入渓してすぐに渡渉すると、左岸沿いに踏み跡が見つかります(探してください)。これを下るか、沢を下るか、私は濡れたくないのでクモの巣と多少のブッシュと刺などと格闘しながらも、踏み跡をたどりました。基本的に沢沿いですから迷うことはありません。
入渓して 300m ほど下れば大滝の上まで到着できます。上から見ると、弁当でも食べたくなるようなよい景色です。
道中には、上の滝といわれる落差 20m の三段の滝があります、これは別のエントリーとして掲載します。単純に「滝」ということであれば、上の滝のほうが見栄えはいいのですが、写真は撮りにくいです。ああ、下の大滝も日当たりがいいので写真は撮りにくかったですね。
またこの血吸川は沢登りをされる人も多いようで、ずっと下流からアプローチすることが出来るようです。多少距離が長そうなのと、下半身はズブ濡れになってしまいそう(多分巻き道もあるでしょう)が、詳細は沢登りのサイト(ブログ)を参考にしてみてください。
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