筥滝は百選滝の雨滝の隣の谷にかかっている滝で、雪さえなければ道に迷う心配はありません。徒歩15~20分もあれば到着できるでしょう。最後の難関と言われる左岸から右岸への渡りもこのたびは困難ではありませんでした。実は歩いて到着するのは左岸側です、しかしそこから見えるのは下段の一部だけ、上段の二本は全く見えません。筥滝を鑑賞したとはいえない状況ですので、どうしても右岸に渡る必要があります。以前は橋があったように聞きましたが、現在はその形跡は全くありませんでした。
他にもクマ出没の可能性もあり、補修はされていますが崩落箇所もあり、初めてですし、おまけに途中で蛇に睨まれたりするし、いささか心細かったです。しかしたどり着いてみると感嘆の声が出てしまいました。これまでの五本の指に入るであろう感銘を受けました。
三度目の正直、これまで二回トライして滝までたどり着けず引き返してしまいました。
一回目はルートもわからぬまま雪中行軍を試みた結果、胸の辺りまで雪の中に埋もれてしまって身動きが取りにくくなり遭難の危険を感じたので、無我夢中で雪の中を泳ぐようにして戻ってきました。
二回目は一人じゃ心細いので愚息を連れてトライしましたが、あと200mというところで、向こうからやってきた工事の人に「危険だ」といわれて力づくで追い返されました。
実は今回もバリケードがあったり、まともに行ける状況ではなかったのですが、今年になって行かれた方お二人のレポを知っていたので、私も意を決して行ってきました。
この滝は三段の滝といわれています。上段が二本で下段が一本で締めて三段と思っていたこともあるのですが、この上下の滝の上にもう1本あるようです。雨滝の第一駐車場の隅に、「ここから筥滝が遠望できます」という案内版があります。木の葉が茂ってしまうと遠望は厳しいのですが、葉のない時期には十分遠望可能です。そこから双眼鏡で見ると、上にあることが確認できました。
したがって今回訪れたのは中段二本と下段一本ということになります。中段は見てのとおり、左右からVの字のように落ちてきて同じ滝壺に注いでいます。なかなか珍しいです。この中段の滝壺の脇に立って撮ったのが最後の写真ですが、これは手持です。三脚など立てる場所もなく、人間が立っていられないような強風が吹き、飛沫が激しくてびしょぬれです。そんな状況だったので手持で頑張りました。レンズはびっしょり、カメラもびっしょりです。防滴レンズでなければ壊れても仕方がないような状況でした。
さらには下段の滝壺の脇で三脚を立てた場所の頭上には大きな岩が中途半端に転げ落ちた不安定な状態で鎮座しています。滝はすばらしいのですが、いくつかの危険もありますのでご注意ください。
滝の水量は少なすぎても面白くありませんが、多すぎても情緒には欠けます。今回は適量と思える滝姿を見ることが出来ましてとてもよかったです。非常に気に入ってしまいましたので、これからも何度か通うつもりでいます。今後はヘルメット着用で行く予定です。
鳥取市公式 筥滝
他にもクマ出没の可能性もあり、補修はされていますが崩落箇所もあり、初めてですし、おまけに途中で蛇に睨まれたりするし、いささか心細かったです。しかしたどり着いてみると感嘆の声が出てしまいました。これまでの五本の指に入るであろう感銘を受けました。
三度目の正直、これまで二回トライして滝までたどり着けず引き返してしまいました。
一回目はルートもわからぬまま雪中行軍を試みた結果、胸の辺りまで雪の中に埋もれてしまって身動きが取りにくくなり遭難の危険を感じたので、無我夢中で雪の中を泳ぐようにして戻ってきました。
二回目は一人じゃ心細いので愚息を連れてトライしましたが、あと200mというところで、向こうからやってきた工事の人に「危険だ」といわれて力づくで追い返されました。
実は今回もバリケードがあったり、まともに行ける状況ではなかったのですが、今年になって行かれた方お二人のレポを知っていたので、私も意を決して行ってきました。
2012.5.10 : Canon EOS 5Dmark2 / Canon EF 24-105mm F4L IS USM
2012.5.10 : Canon EOS 5Dmark2 / Canon EF 24-105mm F4L IS USM
この滝は三段の滝といわれています。上段が二本で下段が一本で締めて三段と思っていたこともあるのですが、この上下の滝の上にもう1本あるようです。雨滝の第一駐車場の隅に、「ここから筥滝が遠望できます」という案内版があります。木の葉が茂ってしまうと遠望は厳しいのですが、葉のない時期には十分遠望可能です。そこから双眼鏡で見ると、上にあることが確認できました。
したがって今回訪れたのは中段二本と下段一本ということになります。中段は見てのとおり、左右からVの字のように落ちてきて同じ滝壺に注いでいます。なかなか珍しいです。この中段の滝壺の脇に立って撮ったのが最後の写真ですが、これは手持です。三脚など立てる場所もなく、人間が立っていられないような強風が吹き、飛沫が激しくてびしょぬれです。そんな状況だったので手持で頑張りました。レンズはびっしょり、カメラもびっしょりです。防滴レンズでなければ壊れても仕方がないような状況でした。
2012.5.10 : Canon EOS 5Dmark2 / Canon EF 24-105mm F4L IS USM
2012.5.10 : Canon EOS 5Dmark2 / Canon EF 24-105mm F4L IS USM
さらには下段の滝壺の脇で三脚を立てた場所の頭上には大きな岩が中途半端に転げ落ちた不安定な状態で鎮座しています。滝はすばらしいのですが、いくつかの危険もありますのでご注意ください。
滝の水量は少なすぎても面白くありませんが、多すぎても情緒には欠けます。今回は適量と思える滝姿を見ることが出来ましてとてもよかったです。非常に気に入ってしまいましたので、これからも何度か通うつもりでいます。今後はヘルメット着用で行く予定です。
鳥取市公式 筥滝
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Tag : 鳥取県
