2015.11.15 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
塩谷の滝は、津山市の大河内川の支流に架かる落差15m二段の滝です。まっすぐに落ちる直瀑の滝姿は私の好みの滝ですので、いつか見てみたいと思っていました。普段は水量が少ないということでしたので、雨後に行きましたところ小雨ながら雨にたたられて、かなり酷い滝見になってしまいました。
滝そのものはよい滝姿なのですが、滝の前はこれでもかというくらいの倒木です。自然のままがお好きな方でも、これではそうもいえないことでしょう。私の少ない経験でもこんなに多い倒木は初めてかもしれません(写真はごく一部です)。
2015.11.15 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)
2015.11.15 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
アクセスですが、かなり厳しいです。後半は、ヤブまみれ、倒木まみれでなかなか前に進めない状況でした。さらに小雨が降っていたということも手伝ってか、車に乗るのも憚られるほど泥まみれになってしまいました。
津山の横野の滝に向けて県道68号線を北上し、上横野石ヶ峪で左折して大河内川沿いのオフロードを車で進みます。2km少々進むと左の谷(塩谷)から支流が流れ込んで合流しているのを確認できます。このあたりの適当なところに車を停めて、歩いて塩谷を遡行します。
滝までは徒歩約1.2kmです。最初は林道から斜めに登るようになっていて、現在はグラスロードです。以前は車道だったようで、500m先に駐車場があります。現在も「水の広場/第三駐車場」との案内板が建っています。かつては黒沢山キャンプ場や黒沢山頂上へ続いていたようです。
最初の500mは車が通れる幅広の道で楽なものです。「水の広場/第三駐車場」からさらに右岸を遡行すると黒沢山に登る急登の道(分りにくいかも)に出会います。この辺りで左岸に渡ります。以前は橋があったようですが、現在は無残な状態ですので適当な場所を渡渉します。
ここら辺りからは基本的には左岸を進むのが正解なのでしょうが、正直な話、道が道でなくなってしまっていましたので、もうヤケクソで右岸であろうが左岸であろうが沢であろうが小滝の直登であろうが、泥まみれになりながら力づくで進みました。途中、メガネまで飛ばされて探すのに苦労しました。
ところが、帰るときに分ったのですが、左岸を大きく巻いて滝の目の前につながる歩道があるのでした。それがこの渡渉箇所の左岸が起点になっています。滝を目指している往路の途中では、まさか滝につながる巻き道とは思いもしなかったので、そちらへは行かずに沢沿いを進みました。この巻き道に気がつかなければ、先ほど書いたように渡渉箇所から先はヤブと倒木との格闘になります(ヤブは草ではなく、木の枝やツルなのでかなり激しいです)。結局往路は50分かかりました。帰りはヤブとの格闘がイヤだったので、どこに繋がっているのか分らない巻き道を恐る恐る降りて行きましたら上述の渡渉箇所に出ることが出来、35分で戻って来れました。
再訪することがあれば、今回よりはもう少し要領よく到着できそうですが、よほどのことがなければ、あまりお勧めできる場所ではないですね。
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