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那岐山 南山麓の滝

広戸仙のふるさとコース七滝を断念したからというわけではないのですが、かねてから、那岐山の南山麓の沢登りをされる方が紹介してあった滝をこの眼でも確認してみたいと思っていました。結局効率が悪くて、3日延べ15時間かかりましたが下のような滝を確認して来ました。滝というのは、落差3mでも由緒あったり、ご神体として祀られていたり、落差10mでも無名滝だったりもしますので、どれが名のある滝かどうかは分りません。名前は名づけた者勝ちという話もあるのですが、あまりにも小さな滝とか雨の後だけ現れる滝に命名されるのはどうなのかなという思いと、名前をつけたくなるような滝を見つけてみたいという気持ちがあります。個人的には、滝というなら落差が少なくとも10mは欲しいところです。

このたびは、これまでの経験を踏まえ、これは名前があってもいいだろうと思う滝をピックアップするつもりでした。

実際に現地に行って見ましたら、すでにいくつかは命名されて木製のプラカードが掲げられていました。那岐山の南山麓は近年、ハイキングを目的としたコースや、古い山城の名木ノ城の跡地まで歩いていけるコースなど、ピークハントだけが目的でない「那岐山麓遊歩道」が整備されました。これにあわせて、そのコースから見ることができるちょっとした滝に名前をつけられたようです。平成14年11月にプラカードを吊るして廻ったという記事をヤマレコで発見しました。

IMG_0520_1200.jpg



それはそれとして、私としては滝そのものを自分の目で見て撮影して紹介をすることが目的であって、特にフォトジェニックな滝があれば以降何度か通おうかと思っているわけです。ですので名前の有無は特におおきな問題ではないのですが、一応名前のある滝の訪問本数を数えていますので、全く気にならないというわけでもありません。ちなみに那岐山麓を堪能した現在、599本です。


さて那岐山麓の滝の位置をマップで紹介すると下のようになります。
名前は、プラカードに記載されたものを最優先とし、それ以外は沢登の方々が便宜的につけられた名前を使用させてもらっています。

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簡単に解説をさせていただきます。
まず水の流れですが、数ある南山麓の谷の水は集約されて蛇淵の滝となり、最終的には淀川という川に集約されます。この淀川の最上流にかかる舗装された橋が七曲橋と呼ばれています。七曲橋へは国道53号線からは一本道です。那岐山登山道を目指して国道53号線から北上していくと、右手に那岐山麓「山の駅」があります。これを越えてどんどん登っていくと左手に小さなトイレ、そして淀川にかかる七曲橋となります。

お話はこの七曲橋からスタートします。この下を流れる淀川を遡ると、蛇淵の滝があり、登山道Bコースの木製の橋があり、その先で左右に分かれます。右側の沢をB沢、左側の沢を蛇淵沢(本谷)と呼びます。B沢は登山道Bコースに沿って流れているのですが、B沢は上流で二手に分かれます。蛇淵沢を遡るとこれも途中で二手に分かれます。右の沢を蛇淵沢右俣、左の沢を蛇淵沢左俣と呼びます。ほかにも支流がいくつかありますが、大雑把にはこんなところです。

滝についての解説です。

能畝(とがり)滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-785.html
七曲橋を渡り、淀川左岸側から歩いていけば、徒歩2分で到着します。落差8mを2段で落下してきています。以前は脇滝として無名でしたが、遊歩道の整備に伴って命名されたのでしょう。ガイドされる場合には所々に見所があったほうがいいですからね。ただ、個人的には「出迎えの滝」とか、もう少し平たい名前のほうがよろしいのではないかと思いました。
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蛇淵の滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-577.html
これは有名な滝で、那岐山南山麓の水を集めた滝でして、地形的には狭まったところですので、水量十分、勢い十分の見ごたえのある滝です。落差30mを3段で落ちてきています。この滝には立派な滝見台が用意されています。夏場には最高のロケーションです。七曲橋の傍から歩いて遡行していってもいいですが、第三駐車場の前の赤い鳥居をくぐって降りてアプローチするのが一般的でしょう。
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赤滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-787.html
登山道Bコースを歩き始めて蛇淵沢にかかる木橋を渡るとすぐに、そしてイヤでも目に入ってくる滝です。B沢の支流から落ちてきており、落差は3m程度ですので、これはいつまでたっても無名のままだと思っていたのですが、このたび「赤滝」と命名されたようです。那岐山の滝の岩は黒っぽいのが多いです。それからすると確かに赤褐色の部分があり、夕日に当るとより赤く見えるようです。
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追込滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-786.html
プラカードには送り仮名はなく「追込滝」となっていましたので、このように表記します。B沢が本流の蛇淵沢に合流するところにあり、落差14mを5段になって落ちてきています。以前狩猟する時に、獲物をこの滝へ追い込んで捕獲していたということにちなんで命名されたいうことです。沢登りされる方々からは、出合の滝と呼ばれています。
この滝は登山道からは見えませんし、全体を一望するのも難しいです。沢登りをする場合は、蛇淵の滝の少し上流、登山道Bコースの木橋の手前から入渓します。全ての沢登りの起点となる場所です。沢をしばらく遡行していけば、追込滝が右手から落ちてきているのが見えます。しかし滝下からは下三段しか見えません。
上部を見ようと思えば、城跡コースから見下ろすことが出来ます。登山道Bコースをしばらく登ると左に名木ノ城跡コースへの木段があります。登山道からこちらに逸れて、B沢を渡渉して対面の斜面を登り返す城跡コースの途中から追込滝の上部を見ることができます。ただ、上方から見ても上から三段しか見えません。急坂を下りていけば全貌を見ることができるのかもしれませんが、今回はそこまでしていません。
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四代滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-788.html
これは総称で、下流から「親滝」「子滝」「まご滝」「ひまご滝」と全四段の滝です。総落差はつなぎも含め12mとしておきましょうか。
この滝はB沢にかかる滝です。登山道Bコースから名木ノ城跡へ向かう下り階段が沢方向に伸びていて、これを降りていけばすぐ上流に見ることができる滝です。ガイドをするのでしたら、確かにこのあたりに何かあってほしいところでしょう。現在は倒木によって、親滝の全貌、子滝の半分は見えません。
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流星の滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-789.html
ここにはプラカードはありません。斜瀑とも呼ばれるようですが、「斜瀑」とは渓流瀑とか直瀑などと同じく、単に形状を現しただけの言葉とも受け取れますので、ガイドさんのサイトから「流星の滝」とさせていただきます。落差は18mとも15mともありますが、少なくとも18mはありません。目測ですが、一声12~3mとしておきます。
この滝へは、四代滝からB沢歩きをしていくしかありません。B沢は途中で二股に分かれていますので、左の沢に進みます。上方が開けていますからさほど不安はないです。第三駐車場からの標高差は235mで、そこそこ遠いです。


黒滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-445.html
これは電子国土にも記載されているくらい有名な滝ですので、説明は不要でしょう。沢登をされる方々の間では、ハング滝とかアントラーズの滝とも呼ばれています。
黒滝へは、登山道Bコースの五合目から200mほど逸れて黒滝のすぐ下流に出るのが一般的です。下流の流星の滝の左岸側の急斜面を巻いていき、そのまま沢登をしても到着できます。実は流星の滝の左岸の急斜面を試しに上り下りしました。スパイク長靴だけで、ロープもなしで大丈夫です。でもそこまでする必要はないのではないでしょうか。

実はこのあと、トラバースして蛇淵沢右俣の二条滝を目指しました。どの高度でトラバースするのか考えたほうがいいのでしょうけど、標高750mあたりでトライしてみました。久々のヤブとの戦いでした、諸事情はあったのですが、結局断念しまして名木ノ城跡あたりを越えて、B沢から蛇淵沢へ抜けました(これも、初めてだと結構大変)。


志門の滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-790.html
最初に見つけたプラカードはこの滝でした。沢登をされる方々のレポではレイソルの滝とか太陽の滝と呼ばれています。落差5mの塗り壁のような幅広の滝です。
この滝へは素直に沢登をして蛇淵沢を上るのがよろしいです。スパイク長靴でも十分行けます。でも普通の道がいいぞとおっしゃる方は、登山道Cコースへ向かい、林道(作業道)と交差する登山道入口まで行き、そこから右に進むとおおきな駐車場、そして木段が続き、志門の滝のすぐ下流まで行けます。この志門の滝のすぐ下流が名木ノ城跡へのコースの一部(渡渉箇所)になっているようです。
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ここから上流に向かうには、この滝を越えて行かなくてはなりません。向かって左側を難なく登れましたが、さらに滝の左(右岸側)に巻き道もありますので、季節によってはヤブになっているかもしれませんが、特に問題はありません。


双龍瀑 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-793.html
蛇淵沢が左右に分かれるところの左俣のほうには落差3mの綺麗な滝が落ちています。一見の価値はあるかとは思います。

ここから左俣に進むも右俣に進むも、ちょっとした滝を乗り越えていかなくてはならないのですが、その中間部分の尾根に登れる手ごろな踏み跡があります。これはとっても便利です。最初は二条滝あたりまで、尾根を登ってアプローチしました。


二条滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-791.html
蛇淵沢右俣にかかる二条滝は、落差8m、下半分が二条になっている滝です。この沢(蛇淵沢右俣)を上ってきて、沢を代表する象徴的な滝と感じました。
この滝は「那岐大滝」の一部ともされているようですが、それは誤解だと思います。この上流に落差100mといいたくなるような滝が控えていますので、「那岐大滝」「100m」という言葉が混乱しているように思えます。この滝はこの滝で完結しています。あえて言えば下流に前衛的な3m程度の落差の流れがありますが、別物としておいたほうがよりこの滝の存在感が映えるでしょう。
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この滝に向かうには、右俣の沢を突き進んでもたいして困難ではないですが、左俣と右俣の間の尾根に上って上流を目指す大巻きルートもありますので、どちらでもお好きなほうをどうぞ。

ちなみに、この滝を越えていくのは志門の滝とは違って結構大変です。向かって左側のルンゼを登れないことは無いと思いますが、向かって右の左岸の急斜面に取り付きました。こちらは足元が悪くて滑りやすい上に、手で掴むものがないので結構きつかったですね。下りは登りよりもさらに危険なので、滝の上に生えている木に20mのロープをかけて滝の傍を懸垂下降しました。セルフビレイはとりませんでしたが、まあなんとか。この時使用したロープから落差は8mとしました。


那岐大滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-792.html
その形状から多段の滝とも呼ばれている滝でしょう。10m前後の小滝が、7~9段になって落ちてきています。総落差は、「100m」といいたくなる気持ちは分るような気がします。水量が少なく最上部がよく見えないということもあって断定は出来ないのですが、一声60mです。沢登をされる方のレポでは、上から15m+15m+3m+5m+7mという記載もあります。沢登りをされる方は個々の滝が対象であって、小滝が連続する場合は総落差というような見方はされないのかもしれません。それぞれの小滝のつなぎの部分が2mあるとして8mを加算すれば53mとなります。どちらにせよ、100mはいいすぎだと思います。水量があれば見ごたえのあるいい滝として扱われるかもしれません。黒滝からトラバースしていける道があればいいですね。


二段滝 http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-794.html
これはなかなか見ごたえのある二段の滝です。でも総落差は10m程度でしょうか。
蛇淵沢左俣にかかっているのかと思えたのですが、こちらが支流のようです。本流の上流にはもうすこし滝があるとのことですが、いずれも10mに満たないというし、名前もないというし、時間の事もあったので、ここで終わりにしました。
なお蛇淵沢左俣は比較的倒木が多いので、沢登りは困難です。左俣と右俣の間の尾根に上って上流を目指すのがよいと思います。
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ちなみにここまで足元は全てスパイク長靴一本やりで歩き通しました。登りたくないと思った滝は追込滝の最下段と那岐大滝の上のほうだけです。二条滝はちょっと危険ですが、見返り次第では行っちゃうかもしれません。季節によっては条件が異なるかと思いますが、長靴でも十分楽しめる沢でした。

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2015-12-12 00:01 | カテゴリ: 滝、渓流 |     コメント(0) 記事の編集】 
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