岡山県 和気町 水引の滝

水引の滝は和気町大中山にある滝です。普段は水量は少ないが、雨が降れば麓の町から遠望ができる。滝までのアクセスは厳しいと聞かされていました。最近知り合いの方がこの滝に行かれ、きびしながらも行けないことはない、滝そのものはなかなかすばらしいということを知らされました。

実際に行って見て来た感想は、「すごい」というひと言、まるで深山に来たような雰囲気です。滝の落差は、前衛滝10m、本滝30m、深く切り立ったゴルジュに落ちてくる水引の滝は神秘的で荘厳でした。それに比べ、遠望できる滝の落ち口は優美な印象でした。

滝の位置は国土地理院のマップに記載されていますので、おおよその方向は大きく間違うことはありません。まずは中山サーキットの入口あたりまで行って望遠します。双眼鏡で見るとじゃんじゃん水が流れ落ちているのが分りました。これがその様子です。

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2016.4.8 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM



では滝へ向かいます、小林牧場と「子供が飛び出ます」という看板を見つけてそのY字路を右へ行きます。牧場を過ぎて、長溝池に向けて林道を進むとすぐに林道右手に砂防ダムが確認できます。その沢の上流が滝です。砂防ダムの右岸からでも左岸からでもどちらからでもアプローチできますが、その少し下流に斜め右に入っていくオフロードで車でも入れそうな林道が有りますので、そこから歩いて行くのが最も行き易いです。車は適当なところに停めさせてもらいましょう。

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この車が通れそうなオフロードの道を歩いていくと、左手に沢が見えてきます。この沢の左岸を登っていくと、そのうち道がなくなります。そこで渡渉して今度は右岸を探せばそれらしい道があるのですが、倒木を避けながら沢から離れず登って行きます。前半は左岸、後半は右岸が基本です。

そのうち傾斜がきつくなって岩場になりゴルジュに現れます。岩だらけのゴルジュに入っていくと両岸が垂直に切り立った岩に挟まれた落差10m程度の前衛滝に出会えます。ここまでは特に問題はないです。

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2016.4.8 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)



この前衛滝の奥に大きな滝を確認することが出来ます。それが落差30m、二段の本滝です。手前の前衛滝を越えていくことができれば本滝までは100mほど、目の前です。しかしこの前衛滝は脚立でも無いと越えられそうにありません。

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2016.4.8 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)



仕方がないので、すこし下流に戻って左岸側を巻き上がります。ちょっとしたルンゼ(水が流れ落ちてきたあとの溝)がありますのでここからスタートして本滝の落ち口を目指します。登るにつれ木々が少なくなると、上方が開けた岩場の尾根に出ます。振り返れば中山サーキットのある集落がよく見えます、そして望遠できていた水引の最上部も見えてきます。

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2016.4.8 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)



そのまま進み、落ち口の上流を渡渉して右岸に渡ります。少し上流に進むとなんとなく右岸を下りていけそうな場所があります。私はすぐに分りましたが、そんなにわかりやすいところでもありませんので注意深く探してください。無事に右岸の隙間の急斜面を見つけたら慎重に降りて行きます。ロープはなくても大丈夫でしょう。

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2016.4.8 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)



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2016.4.8 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)



そのまま降りていけば前衛滝の落ち口まで行けます。滑りやすいので気をつけて、というか滝の前はどこでも同じです。

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2016.4.8 : Canon EOS 60D / Tamron SP AF17-50mm F2.8 (A16)



さて、帰途につくには前衛滝を降りるか来たルートを戻るかどちらかです。前衛滝の落ち口の左側に大きな木が生えているので、これにロープを掛ければ懸垂下降は出来ると思います。時間的にはこれが一番早いです。20mのロープを持っていたので滝を降りようかどうしようか迷ったのですが、もう一度本滝の落ち口に行ってみたかったので、来たルートをそのまま戻ることにしました。

多少は急ですが、特に問題はないです。スパイク長靴で十分です。気をつけるとしたら、立ち木が腐っていてあまり信用ならないということでしょうか。それはこの谷全般に言えることで、注意が必要です。

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2016.4.8 : Canon EOS 60D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM



入山して前衛滝まで20分、そこから左岸を巻いて本滝の下まで行くのに道を探しながら約20分でした。歩くだけなら40分くらいで大丈夫でしょう、標高差は200m弱です。

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2016-04-12 00:01 | カテゴリ: 滝、渓流 |     コメント(0) 記事の編集】 
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